インプラント治療で失敗しないために

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インプラント治療の成功は病院選びから

インプラント治療は、1950年代に、スウェーデンゲッツバーグ大学の整形外科教授のブローネマクル先生が、チタンが骨と直接結合するという、オッセオインテグレーションという現象を発見したことに始まりました。

それ以来、インプラント治療はさまざまな問題点を克服し、その成功率(10〜15年の累積生存率)は上顎で90%程度、下顎で94%程度という高い成功率(※1)を示し、20 年以上経過したインプラント患者のアンケート調査の結果(※2)では『インプラント治療に対する評価では「非常に満足」 「大体満足」を合わせると 93%であった』という高い満足度が報告されています。
もちろん、治療の予後には個人差はありますが、「インプラント自体」の安全性を数値で考えるのであれば、これだけの研究結果が出ていることは少なくとも不安を払拭する一つの材料にはなると考えます。
そこで治療を行う上でもっとも考えなければならないのが、自身が治療をする歯科医院の選び方となります。どれだけ治療そのものが優れていても、知識や技術が足りない歯科医院で治療をしてしまうと、思った結果が得られないということもありえます。以下ではどのような点に着目し、歯科医院を選ぶべきなのかをご提案致します。

※1上顎で90%程度、下顎で94%程度という高い成功率

※2)インプラント治療に対する評価では「非常に満足」 「大体満足」を合わせると 93%であった

歯科医師の知識・技術の修得方法

インプラントは歯科医師免許があれば、施術が可能な治療です。そのため、知識や技術がなくてもやろうと思えば出来てしまうところが、インプラント治療の怖さの一つでもあります。そこで、歯科医院・歯科医師選びの一つのポイントとして、担当する歯科医師がどのような学会・セミナー・スタディグループで勉強してきたかを知ることは、一つの判断材料になり得ます。中にはインプラントメーカーの行うセミナーを受けただけでインプラントを始める歯科医師もいます。インプラントの治療実績や受講したセミナー・学会・スタディグループ、またそれらに症例提出の義務があるかどうかなどを患者に公開しているかどうかは、歯科医師を選ぶ一つのポイントとなります。
当院ではインプラント治療を提供するすべての歯科医師が実習を伴うセミナーに参加し、日本口腔インプラント学会(専修医)を始めとする様々な学会の認定資格を持つ歯科医師んじよる治療計画の確認と、未熟な歯科医師が一人で治療にあたることが無いよう単独で治療が出来る歯科医師を限定しています。

手術器具が滅菌されているか?

インプラント治療の失敗の原因のひとつとして、術前・術後・術中の感染があります。術前の口腔内の菌を削減する処置や術後の消毒、更には手術に使う器具をいかに滅菌しているかどうかは術後の感染・腫れ・痛みに置いて全く代わってきます。
知っておくべきことは、治療に使用する器具の滅菌方法や保存方法、また、施術をする場所が個室であるかや術衣の有無もわかりやすい判断材料です。
アップル歯科ではすべてのお口に入る手術器具は、高圧蒸気滅菌器による滅菌を行い、使用の直前に滅菌パックを開封し清潔な状態のものを使用することを徹底しています。また、術衣・帽子の着用を義務付け、滅菌が不可能なものに関してはディスポーサブル(使い捨て)で対応することにより、人や器具から患者様への感染を予防しています。

しっかりとした説明と同意

インプラント手術は外科的な処置を伴う治療です。そのため歯科医師は患者様の全身の健康状態や投薬状況、不安や悩みを理解する必要があり、それに伴い治療計画の説明とメリットだけでなくデメリットやリスクも説明をする必要があります。これらを手術前に行うかどうかを確認することは、歯科医院選びの一つの指標となると考えます。
例えば当院では、インプラント治療を行う患者様に対しては、最低でも2回以上のカウンセリングを行います。治療選択の為のカウンセリングに加え、手術前のカウンセリングを行うことで、手術時や手術後の注意点から、当日の行動まで、細かに説明し、同意書を頂いた上で治療をご提供しています。

他科の知識について

インプラント埋入手術時、特に気をつけなければならないのが、全身の健康状態です。当日の血圧や持病の有無、それらに伴う医科の医師との連携は、安全性を担保する上で最も重要な項目の一つとなります。
当院では、全身の疾患がある場合は事前に医科の医師に確認を行い、治療可能かどうかを判断したり、手術を中止する症状や血圧などをマニュアル化することで、手術に伴う事故のリスクを可能な限り削減するよう努めています。全身疾患の既往や長時間の手術時などは、必要に応じて歯科麻酔医を招き、全身状態を確認しながら手術を行います。また、有事の際の医科との連携や受け入れ先なども提携ことで、安全に治療を行うための危機管理を徹底しています。

手術の手技と時間

手術時間が長くなると患者様にとっては疲労だけではなく、手術部位への侵襲も大きくなります。手術はなるべく簡単にすばやく行うことが大切です。
そのためには手術の方法や術式を予め計画し、説明することが大切となります。
当院の場合、手術前のカウンセリングにて治療計画を説明し、その治療計画に必要な時間を決めて手術を行っています。時間内で治療を終わらせることは患者様に取って予定を立てやすいだけではなく、手術による侵襲を抑えることにも繋がります。

メインテナンス(定期検診)を行っているか?

インプラント治療は、噛めるようになったら終わりではありません。前述(※1)したように、インプラントの10〜15年の累積生存率は90〜94%と言われていますが、それを高めるためには、継続したメインテナンスが重要となります。インプラント撤去にいたる原因としては、インプラント自体の歯周病(インプラント周囲炎)や、天然歯の崩壊による負担過重などがあげられます。インプラントはもちろん、ご自身の天然歯を守るためにも、メインテナンスは非常に重要です。厚生労働省の歯科インプラント治療指針にも『歯科インプラント治療後に長期の良好な予後を得るためにはメインテナンス(支持療法)が重要である』という記述があります。
当院では治療後、3~4ヶ月に一度来院していただき、歯周病予防(PMTC)とインプラントの支持療法を行うことにより、インプラントと他の歯のメインテナンスを行っています。

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