叢生の方の歯列矯正と補綴による治療

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元スタッフの歯列矯正とセラミック補綴による叢生の治療

入社前に試みた美容歯科治療が予後不良であることがわかり、やり替えが必要な状態でした。見た目を良くする治療により咬み合わせがおかしくなり、再治療を希望しました。歯科での知識を身に着けたことにより、不良補綴のみならず全体的な治療を望むようになりました。

Before

不正咬合の種類としては、叢生という歯がガタガタに並んだ状態でした。この歯並びを強引に補綴(被せ物)の向きによって変えようとしたことで、全体的な咬み合わせのバランスがおかしくなってしまったようです。きちんと矯正にて歯の根から動かし、正しい咬み合わせを作っていきました。

After

歯並びがしっかりと整いましたので不良補綴物のやり替えを行なっていきました。本人の希望でかなり白い色味に合わせていきました。天然歯を定期的にホワイトニングで調整する必要はありますが、白い歯を好まれる方にはこのような色味にすることも可能です。

Before

Process

After

すべてのセラミック矯正が悪いとは思いませんが、咬み合わせを考えないセラミック矯正は、彼女のように痛みや予後不良を起こす原因となることがあります。そのため、当院では特別な場合を除き、セラミックによる歯並び矯正は行っておりません。期間や費用は多少かかりますが、残りの人生の中で自分の歯を美しく健康に長く保つためには、歯列矯正の方が有効であることが多くあります。当院では、セラミック矯正のリペア治療も承っています。セラミック矯正をしたものの、咬み合わせがおかしくなったと感じたら、お早めにご相談下さい。

治療の内容 マルチブラケット(クリア)による歯列矯正とセラミック補綴による総合治療。
期間・回数 3年7ヶ月・28回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:マルチブラケット(クリア)+セラミッククラウン✕4歯+セラミックインレー✕1歯+ゴールドインレー✕1歯 総額 1,326,000円(税込1,458,600円)(調整料28回分含む)
リスク・副作用
  • 歯磨きがわるい場合には、虫歯や歯肉炎が進行することがあります。
  • 顎関節が弱い方の場合、関節異常が出ることがあります。矯正治療中顎の関節に音がする、痛くなる、口が開きにくくなる、といったような症状が出た場合には直にお知らせください。その場合は顎関節症の治療をすることがあります。 長期の矯正治療により歯根吸収が生じる恐れがあります。
  • 歯ぐきや歯槽骨が多少やせることがあります。そのため、術前の状態より歯肉が退縮し、隙間ができることがあります。
  • 体質により金属アレルギーを引き起こす事があります。
  • 治療後、知覚過敏や痛みなどが出たり、吸収された骨が再生しなくなることがあります。
  • 歯肉が退縮して歯が長く見えたり、歯と歯の隙間が広くなったりすることもあります。
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叢生の方の歯列矯正と補綴による治療 | 公開日: 2020/02/13 | 更新日: 2021/08/16 | by 明石アップル歯科

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