矯正による開咬の改善と補綴治療

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開咬と叢生の方のマルチブラケットによる全顎治療

正中(前歯の真ん中)がズレ、開咬という口がポカンと空いてしまう状態の咬み合せになってしまっている患者様です。開咬を治療するには、矯正治療が必要です。開咬は口呼吸になりやすいという特徴があり、脳の働きに影響がでることもある咬み合せですので、まずはこれをしっかり治していきました。

Before

Before

矯正期間は2年半を要しましたが、歯並び・咬み合せ、口腔内環境ともに大幅に改善することができました。歯並びが良くなる事により、お口の中の菌の数もかなり減りましたので、むし歯・歯周病のリスクも軽減したと言えます。

Before

Process

After

正中も丁度体の真ん中になり、開咬が閉じた時点で、補綴治療を行なっていきます。神経を抜いた歯にセラミックの補綴で修復して、歯列矯正と補綴治療による全顎的な改善が完成しました。

今後も定期的に検診に来ていただき、改善した口腔内環境を維持できるように、お口のホームドクターとしてお手伝いしていきたいと思います。

治療の内容 マルチブラケット(クリア)と矯正用ミニインプラント4本による歯列矯正とセラミック補綴1歯による治療。
期間・回数 2年10ヶ月・24回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:マルチブラケット(クリア)+矯正用ミニインプラント✕4本+セラミック補綴✕1歯 総額 1,050,000円(税込1,155,000円)(調整料18回分含む)
リスク・副作用
  • 歯磨きがわるい場合には、虫歯や歯肉炎が進行することがあります。
  • 顎関節が弱い方の場合、関節異常が出ることがあります。矯正治療中顎の関節に音がする、痛くなる、口が開きにくくなる、といったような症状が出た場合には直にお知らせください。その場合は顎関節症の治療をすることがあります。 長期の矯正治療により歯根吸収が生じる恐れがあります。
  • 歯ぐきや歯槽骨が多少やせることがあります。そのため、術前の状態より歯肉が退縮し、隙間ができることがあります。
  • 体質により金属アレルギーを引き起こす事があります。
  • 治療後、知覚過敏や痛みなどが出たり、吸収された骨が再生しなくなることがあります。
  • 歯肉が退縮して歯が長く見えたり、歯と歯の隙間が広くなったりすることもあります。
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矯正による開咬の改善と補綴治療 | 公開日: 2015/06/03 | 更新日: 2024/01/12 | by 明石アップル歯科

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