歯が悪くなる原因
因果応報という言葉があります。もともとは仏教用語で「原因があるから結果がある」ということ。仏教的にどうという話ではなく、歯が悪くなるという結果にも必ず原因があるということです。
つまり原因がないのに虫歯にはならないということです。例えば「歯に穴が開いたから詰め物をした」というのは「歯に穴が開いた」という結果と、「詰め物をした」という結果、つまり2つの結果でしかないのです。
「柱をねずみに齧られたから、柱を修理した。」、柱をねずみに齧られたという結果と修理をしたという2つの結果があるというだけなのです。
つまり、柱を修理しても、ねずみがいる限り、同じ結果が待っているのです。それではどうすれば良いのか「ねずみが来ないようにする」というのが原因を改善する方法です。
歯も同じです。分かりやすいところで、甘いものが大好きで、すぐに虫歯になる。
大切なのは、虫歯になってしまったそもそもの原因は何か?を調べて改善していくこと。例えば「甘いものを食べたあとは歯を磨く」「虫歯になりにくいものを選らんで食べる」など、いくつか手段はあるはずです。
原因治療とは
例えばむし歯であれば、むし歯を作るのは細菌・糖・歯の質の3つの要素が関係します。原因を改善するというのは、細菌の数を減らしたり、糖の摂取量の削減や接種後の洗浄、フッ素塗布や口腔内のphをコントロールすることが考えられます。また、歯科で治療するむし歯の多くは二次カリエス(再発むし歯)です。それを防ぐにはむし歯になりにくい素材の歯をいれることで、リスクを下げることができます。
歯周病で言えば直接的な原因はプラーク(歯垢)です。日常のプラークコントロールにより感染・罹患のリスクを下げることが出来ます。更に歯科での予防・メインテナンスを行うことで更にリスクは低くなります。
つまり、むし歯にしても歯周病にしても再発を防ごうと思うとご自身で気をつけていただかなければならないことが多くあります。歯科はそのリスクを下げるお手伝いをすることしかできません。
何度治療しても、すぐに歯が悪くなってしまうと、愚痴をこぼしている人はいませんか?しかもそれを歯医者が悪いと決め付けてはいませんか?もちろん原因治療を指導できなかったらその歯医者も悪いかもしれません。
壊れたところだけ治していく、そんな突貫工事の連続ではいつか全てが崩れてしまいます。原因と結果、どちらも治して長期的に健康な口内環境を保ちましょう。
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