マイクロスコープ

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マイクロスコープを用いた根管治療

こんな症状の方に適した治療

根の先端が曲がっている場合の根の治療

通常の根の治療では届かない根の先端の部分まで根管内を約3回で清潔にすることができます。

治療内容:精密根幹治療、オールセラミッククラウン
期間:1ヶ月(根の治療3回、補綴2回)
費用:248,000円(税込み)※自由診療(被せ物含む)
リスク:セラミックは陶材であるため、割れることがあります。
根管治療は再発のリスクがあります。

根の先端の膿の袋を取る治療

通常の根の治療では取り去ることのできない根の膿の袋をマイクロスコープを併用した外科処置を行い、歯を抜かずに少ない回数で保存することができます。

マイクロスコープを用いた詰め物の治療

治療前

治療後

治療の内容:銀の詰め物をした3本の歯をセラミックにやり変えました。マイクロスコープを治療時に用いることで詰め物を作る際にもより適合性の良い虫歯の再発の少ない詰め物を入れることができます。
期間:1ヶ月(3回)
費用:3歯135,000円(税込み)※自由診療
リスク:セラミックは陶材であるため、割れることがあります。

マイクロスコープを用いた詰め物の治療

治療前

治療後

治療の内容:前歯3本をマイクロスコープで確認しながら、審美性の高い樹脂で形や色を整えた治療です。精度が高いだけでなく、材料もより色合いも自分の歯にキレイに合わせることができました。
期間:2週間(3回)
費用:3歯64,800円(税込み)※自由診療
リスク:ダイレクトボンディングで用いる樹脂はダツリ・破損・着色等のリスクがあります。永続的に使用できるものではなく、数年から十数年でやりかえる必要性が出てきます。

マイクロスコープ【自由診療】

歯科用顕微鏡マイクロスコープ

当院では通常手探りで行われている歯の根の治療(根管治療)を、マイクロスコープを用いて、より確実で正確な治療を目指しています。

マイクロスコープ(手術用顕微鏡)とは

マイクロスコープを使った顕微鏡治療とは、肉眼の3~24倍の拡大視野で治療をおこなうもので、すでに医科領域では脳神経外科をはじめ多くの科で導入されています。
現在、日本の歯科医院においてはまだ2%という普及率ですが、アメリカでは1998年以降、根管治療専門医になるためのプログラムに、マイクロスコープの使用を義務づけています。

マイクロスコープの登場による根管治療の進歩

歯科治療は「手探りの外科治療」とも言われています。実際に目ではみえない細かいところを、手探りで治療しているのが現状です。そして、その精度には限界がありました。
根管治療は歯の中に神経が入り込んでくる、ごく細い管(根管)の中の治療です。この根管は人それぞれで、湾曲していたり、複雑に枝分かれしていたりもします。また、大臼歯などでは根管は3本、4本、と複数あり、そのすべてに完全な治療を行わなくてはなりません。この細かく複雑な根管内に神経組織や細菌が残ってしまうと、時間をかけ細菌が増殖し、骨の中に膿が溜まって歯茎が腫れたりするのです。マイクロスコープはその根管の中を明るく照らし、直接目で視ながら治療ができるのです。
マイクロスコープを使わないと、どうしても歯の根の先端をキレイにするのが難しく、再度細菌感染が起こりやすくなりますがマイクロを使うと根の先端まで汚れがキレイに取れるので再度痛みが出る可能性を低くすることができます。

マイクロスコープによる治療~圧倒的な視える世界の違い~

写真1は、肉眼で根管治療をする場合の視野のイメージです。縮尺は拡大していますが、それでも赤丸の中穴は見えづらいことがわかります。一方写真2はマイクロスコープを使った場合の治療時の写真です。同じ小さな穴が鮮明に確認出来ることがわかります。赤丸の穴は見落とされることもあるような根管ですが、治療時にはこの穴を覗き込み、根管内をきれいにします。

根管治療は、いかに根管とその内部を把握できるかによって治療の精度は変わってきます。マイクロスコープを使うということは、これまで手探りで経験や勘に頼ってきた治療を、目視で行えるという大きなメリットが得られる治療となります。

図1
図2

マイクロスコープを使った治療が有効な例

  • 神経を取ったはずの銀歯で咬むと痛い
  • むし歯になってしまったが何とか神経を残したい
  • 歯の根がズキズキ痛む、膿の匂いがする
  • やむを得ず神経を取ることになっても長期間自分の歯で生活をしたい

その他、神経治療が上手くいかず、何年も歯科医院に通っている方や、歯の神経取る治療で悩まれておられる方、マイクロスコープを用いた根管治療を受けられたい方はお気軽にご相談ください。

歯を抜く前に~自分の歯を大切にしたい貴方に~

歯は一度抜くと二度と元には戻りません。歯を抜く前にマイクロ根管治療を受ける価値は十分にあると思います。当院ではこのマイクロ根管治療で多くの方が歯を抜かずにご自身の歯で今もおいしくモノを食べることができています。

“歯を大事に思う貴方の想いを大切にしたい。”
それが当院の願いです。

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)

マイクロスコープで根管治療をより正確に

マイクロスコープは主に根幹(歯の根)の治療等で使われる歯科用顕微鏡です。歯の根の中は複雑で、目視無しで治療するには限界があります。さらに、残念ながら歯の根の内部は細菌に弱く、しっかり治療してあげなければ細菌感染の危険性が極めて高い部位に当たります。 それらを目視しながら治療ができる一つの方法、それがマイクロスコープによる治療です。

写真は、実際にBright Visionを使って映しだされた映像です(歯は抜糸になった歯です)。実際にスコープを覗き込んだ歯科医師には、もう少し鮮明に見ることができます。マイクロスコープを使えば、見えない根幹もここまで目視で確認できるようになりますので、当然治療の精度にも大きく影響してきます。マイクロスコープを使った治療は、主に自由診療にはなりますが、自身の歯を残すためには必要となるケースもあります。

近年、マイクロスコープを使った治療をご希望される方や、マイクロスコープを使った治療が出来る医院ということでご来院される方が年々増えてこられています。アップル歯科クリニックには、皆様の治療のニーズにお応えできるよう、すべての歯科医師がマイクロスコープを使った治療ができるよう、日々勉強会や練習で研鑽を積んでまいります。

マイクロスコープによる治療をご希望される患者様の多くは、根管治療に行き詰まり、最終的に「抜きたくない一心」でご来院されるケースが多くを占めます。 しかしながら、根管治療は繰り返せば繰り返すほど歯の寿命を短くし、中で根が折れてしうようなことも少なくありません。
そしてそうなってしまうと、マイクロスコープを使ったところでどうにもならなくなります。できれば「歯を抜きたくない」と思うわれるなら、なるべくお早めにご相談下さい。
また、複数の根の治療が必要な患者様で、ご要望がありましたら、歯内療法の専門医を招いて一日に複数の歯の根の精密な治療を行う「プレミアムエンド」治療もご提案できますので、お気軽にご相談下さい。

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