見た目の改善・回復を希望される患者様の多くは「前歯」についてです。色・形・隙間など、悩みや色々ありますが、
黄ばんだ歯や、黒くなった歯、歯に出きた白い斑点のお悩みなど、歯の色に対するお悩み。
前歯の隙間(空隙歯列・正中離開)のお悩み。
気がつけば出来ていた治療歯の歯と歯ぐきの境目の隙間や黒ずみに関するお悩み。
歯の色に関するお悩みは大きくわけて3つあります。
歯の色のお悩みの原因は「歯科疾患による理由」「経口物に(食物・薬剤)による理由」「遺伝的な理由」が考えられます。そしてそれぞれの原因や症状によって治療法や対処法は異なってきます。
【1】黒くなった歯のお悩み
むし歯ではなく、歯が1本もしくは半分程度黒くなった歯は、神経の一部もしくは全部が死んでいる可能性があります。この状態から、自然に黒ずみが取れ、元通りになることはありません。失活により黒くなってしまった歯に対しては、以下の方法で治療が可能な場合があります。
また、1歯ではなく全ての歯が全体的に灰色がかった歯や縞模様のある歯を、テトラサイクリン歯といいます。テトラサイクリン歯は、歯を作る0〜12歳ぐらいの間に、テトラサイクリン系のお薬を服用したことによる副作用による変色です。テトラサイクリン歯の場合、軽度であればホワイトニングにより目立たなくなりますが、重度になると天然歯での解決は難しく、ラミネートベニアなどの補綴治療が必要になります。
【2】黄ばんだ歯や着色の原因
歯のエナメル質の下にある象牙質は、もともと少し黄色っぽい色をしています。そのため、エナメル質はその黄色みを透過し、少し黄みがかった白い歯が天然の歯の色となります。しかし、「以前より黄色みを帯びてきた・茶色っぽくなってきた」と思ったら、それは経年による象牙質の変色(濃くなってきた状態)か、ステインによる着色があるのかもしれません。
私達が普段から何気なく口にしている食べ物や飲み物には、多くの色素やステインが含まれています。それらを毎日口腔内に摂取することで、少しずつ黄色くなってしまうのです。
汚れであれば、通常歯磨きで落ちますが、ステインは色素がエナメル質表面の膜と結びついてできるため、自身で落とすことは困難となります。
【3】歯に出来た白い斑点のお悩み
歯に出来た白い斑点をホワイトスポットといい、その正体は「初期のむし歯」もしくは「エナメル質形成不全」という病気です。初期のむし歯の場合、しっかり歯磨きをしていれば再石灰化により治癒する可能性もあれば、むし歯が進行していくこともあります。幼い頃から白い斑点がある場合はエナメル質形成不全の可能性が高いということになります。
どちらにしても痛みを伴うことはないとは思いますが、見た目の問題で気にされる方はたくさんおられます。白い斑点後用に関しては、むし歯であれば保険を使用した治療がかのうですが、見た目の解決を目的とした治療の場合、保険を適用することができません。
前歯の隙間のことを「正中離開」と言い、歯の隙間が大きな不正咬合のことを「空隙歯列と言います。空隙歯列は、すき間があってもしっかり噛み合っていれば問題がおこらないこともありますが、顔の中央に黒いすき間が見えることから、コンプレックスを感じている人はたくさんおられます。また、歯にすき間があるため食物が挟まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高くなることも考えられます。
当院に来られるすきっ歯のお悩みのほとんどが、「見た目」を気にされてご相談に来られています。他にも歯にすき間があると「喋っていると歯のす間から唾液が飛ぶ」「空気が抜けて発音に影響がある」など、見た目ではないにしてもコンプレックスが原因となり治療を希望される方多くおられます。
すきっ歯の治療はハードルが高い?
一昔前までは、すきっ歯の治療に「全体矯正」を進められることもありました。今でも全体矯正はすきっ歯の治療の選択肢の一つではありますが、わずか数ミリのすき間のために、ブラケットという装置やワイヤー付けるのには抵抗があるという方も少なくありませんでした。
しかし現在では、歯のすき間を埋める治療(永久的な治療ではないことが多いですが)や、大掛かりな装置をつけなくでも歯並びを整える方法が開発されたことにより、「すきっ歯治療」を希望される患者様がかなり増えてきています。もちろん、すきっ歯に対して歯科医師側が考える最も適した治療は「歯列を矯正すること」ですが、急ぎで一時的な治療や、どうしても矯正ができない方にとっても可能な治療法もありますので、お気軽にご相談下さい。
歯と歯ぐきの境目に黒っぽい着色ができている状態を「ブラックマージン」と言い、原因は補綴物(被せ物)の適合が悪くなってしまっために現れる症状です。これは被せ物が劣化しているわけではなく、自身のお口の状態が変化していることが理由です。個人差はありますが、歯肉は歳を重ねるほど少しずつ退縮していきます。そのため、過去に治療した被せ物の縁は徐々に歯肉から離れてしまいます。
また、ブラックマージンは保険の歯のように金属を内側に使っている場合、歯肉の後退により露出してしまう場合もあります。いずれにしても、歯ぐきが下がり、被せ物の状態が悪くなってきているサインですので、当院では再治療をおすすめするようにしています。
「ブラックマージンの周りが臭い」「差し歯が浮いたような気がする」など違和感を覚えることがあれば、歯周病やむし歯が進行している可能性もあります。
ブラックマージンの怖い点
ブラックマージンは、痛みを感じることがないため、ある日突然「黒っぽくなっている」と気づくこともあります。黒くなるのは、歯ぐきの中に生息する歯周病菌が出す色素によるものと言われており、すき間からむし歯や歯周病になるリスクが高くなることもわかっています。怖いのは、被せ物をしているということは神経のない失活歯ということです。失活歯には神経がありませんので、すき間からむし歯や歯周病が進行していても、痛みを感じないので気づかないことです。治療歯と歯茎にすき間がでてきているのを見つけたら、まずは担当医にご相談下さい。
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