お口の中にある金属は、時に見た目の弊害やアレルギーの原因となることがあります。
それらの原因となる金属を取り除き、ノンメタルの歯を入れることにより見た目を良くしたり、金属アレルギーによる症状を軽減できる可能性があります。
金属を用いた治療
金属を用いない医療
治療の内容:銀の詰め物をセラミック13本をにやり変え、銀の被せ物(臼歯)を2本と前歯2本のやり変え
期間:1年4ヶ月
費用:1,128,600円(税込み)※自由診療
リスク:セラミックは陶材であるため、割れることがあります。
「金属アレルギー」といえば、多くの方が、発症頻度の高いピアスやネックレスによるアレルギーを連想されますが、ニッケル、クロム、コバルトなどはチョコレート、ココア、豆類、香辛料、貝類、胚芽などに多く含まれています。一方歯科金属はパラジウム、金、水銀、錫などを含有することが多く、時にニッケル、クロム、コバルトなども含むこともあります。これらの金属は皮膚、粘膜、腸管、気道の粘膜で吸収され、汗、乳汁、涙、尿そして糞便中に排泄されます。その金属が生体内に吸収されることにより、掌蹠膿疱症(手足に膿がでる病気)、汗疱状湿疹(手足に水ぶくれができる病気)、扁平苔癬(口の中にレース状の白色の苔のようなものや手背などに多角形の紫紅色のブツブツが出来る病気)、貨幣状湿疹(丸いジクジクした湿疹)、痒疹(虫刺されのようなものが全身にできる病気)、紅皮症(全身が真っ赤になる病気)などを発症もしくは増悪し、その摂取の制限により軽快することがあります。このような病気を全身性金属皮膚炎といいます。
以下の文献を参考に記しています:公益社団法人日本皮膚科学会 全身性金属皮膚炎(全身型金属アレルギー)はどのようなものですか?
アマルガムの現実
アマルガムの欠点は、1)金属色をしている、2)歯には接着しない、3)水銀が使用されることです。最近、歯の色をし、歯に接着し、水銀を使用しないプラスチックやセメントなど優秀な材料が、しかも改良を重ねて幅広く使用されています。したがって、当然ながらアマルガムの使用は、全世界的に減ってきているのが実情です。
参考文献:日本歯科保存学会 歯科用アマルガム(に含まれる水銀)に関する Q & A 集
アレルギーとは、ある特定の物質に過敏に反応する状態で、免疫反応が関係するものをいいます。花粉症や、アトピー性皮膚炎などが代表的な例で、日本人の約3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。そして歯医者で関係してくるのが金属アレルギーです。金属アレルギーは歯の詰め物や被せ物などに使われる合金が原因となるもので、主に皮膚にその症状は現れやすいと言われており、予備軍も含めその数は1,000万人にも上り、日本人の12人に1人が金属アレルギーを持っていることになります。
アレルギー自体の症状も問題ですが、もっと深刻な問題は、歯に金属を使われてからすぐに症状がでず、数年後アレルギーの症状が出始めることにあります。
歯の補綴物によって金属アレルギーになった場合、特に症状が出やすいのが「手」と言われており、これらの治療には皮膚科によるアレルギーパッチテスト(保険で約3000円前後、自由診療の場合1万円前後が平均的な費用です)で原因を特定した上で、金属を使わない「ノンメタル治療」が有効的です。
通常の状態
歯科金属によるアレルギー
保険治療で使用する金属 | パラジウム合金 |
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保険治療で使用が認められている銀色の金属です。 | |
ニッケルクロム合金 | |
パラジウムよりもアレルギーリスクが高い合金です。 | |
アマルガム | |
ひと昔前の歯科治療で多く使われたアレルギーリスクの高い水銀です。 | |
銀合金 | |
銀のアレルギーは低いとされますが、合金にアレルゲンが含まれます。 |
ノンメタル治療を行なうことで、メタルタトゥーという歯ぐきの黒ずみを防ぐことも可能です。さらにノンメタル治療はアレルゲンを排除し、天然の歯に近い治療をすることが可能です。
金属アレルギーの診断は歯科ではできません。パッチテストに関しましては、皮膚科等への受診が必要となります。アップル歯科クリニックでは、ノンメタル治療をご希望される患者様で、パッチテストをされておられない患者様には提携している皮膚科への紹介を行っております。メタルアレルギーの治療時は、今ある金属を口腔内で削る事もありますので、一時的にアレルギーの症状が強く出ることがあります。その際にも、皮膚科の受診・もしくは投薬が必要となりますので、かかりつけの皮膚科がない場合は、提携皮膚科をご紹介させていだきます。検査は皮膚科にて行って頂きます。
はる皮フ科クリニック
明石市大久保町ゆりのき通2丁目2-4 INUIゆりのき通BLD 2F
院長 森田 康先生
午前/午後 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前9:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後16:30~19:30 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ● |
メリット
デメリット
※1)歯科金属アレルギーは口腔内の金属補綴修復物に含まれる金属元素をアレルゲンとしてアレルギー反応が感作,惹起され,局所性,全身性の接触皮膚炎を病態とする疾患として理解されている
※2)歯科用金属によるアレルギーが疑われる場合は、原因と思われる充填物(つめもの)や冠(かぶせもの)を除去する必要があります。
明石アップル歯科について
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
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休診日
日曜・祝日診療
13時迄
※日曜・祝日診療は不定期となります。
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